top of page

京都:Re-search「scent trail」

  • 執筆者の写真: hondaco66
    hondaco66
  • 2016年9月30日
  • 読了時間: 3分

京都:Re-search in 舞鶴

期間:2016.8.22(月) -9.5(日)

 京都府では、地域の人々が主体となって芸術文化活動に関わる環境づくりを促進するとともに、地域の持つポテンシャル・魅力をアートの視点から引き出すことにより、交流人口の拡大、地域の活性化に寄付する取組として、アーティスト・イン・レジデンス事業「京都:Re-Search」に取り組んでいます。

 平成28年度は、舞鶴市において、短期アーティスト・イン・レジデンス事業「京都:Re-Search in 舞鶴」を実施します。「京都:Re-Search in 舞鶴」は、8月22日から9月5日の15日間にわたり、舞鶴市内の古民家《宰嘉庵》を拠点に、京都府内で活動するアーティストはもちろん、ほかの地域で活動するアーティストも舞鶴に滞在しながら、各自が設定したテーマに沿って、舞鶴の風土や歴史等の調査を行います。舞鶴での発見を活かしたアートプロジェクトや作品プランの構想を立て、その記録をデータ化するプログラムです。

主催:舞鶴アーティスト・イン・レジデンス実行委員会

______________________________________________________

scent trail

舞鶴市近郊

期間:2016.8.22(月) -9.5(日)

京都府・舞鶴市で15日間にわたって行われた「京都:Re-Search in 舞鶴」にキュレーターとして参加し、京都市在住の4名のアーティスト(今尾拓真、黒木結、寺嶋剣吾、矢野洋輔)を招き舞鶴市内のリサーチを行った。リサーチのテーマを「scent trail(匂いの跡)」とし、舞鶴という土地に対して働くアーティストの「嗅覚」をテーマにフィールドワークを行ない、多角的な視点から舞鶴の地域を見つめなおすことを目指した。

リサーチ招聘作家:今尾拓真 黒木結 寺嶋剣吾 矢野洋輔

寺嶋 剣吾

リサーチ期間|8月25日(木)、27日(土)、28日(日)

リサーチ内容|舞鶴で「ロシア」のことについて調べる。 舞鶴にある「ロシア」の痕跡を追いながら、舞鶴にいる ロシア人に会うことを目指して各所をまわった。

8月25日(木) 舞鶴引揚記念館、舞鶴旧海軍第三火薬廠(ロシア病院)、新日本フェリーフェリーターミナル、西舞鶴駅前の看板

8月27日(土) 国道175号線沿いのロシア語の看板、村田舞鶴堂、平野屋商店街のロシア風アーチ、みやもと金物店、郷土資料館、宮脇書店 舞鶴店、舞鶴市役所、おかめ庵

8月28日(日)  舞鶴市立スポーツ施設東体育館、舞鶴赤れんがパーク、Booksふれんど、東舞鶴商店街のタバコ屋、黒ん坊、 珈琲 富士、コーヒー喫茶 赤道館、喫茶モナミ、舞鶴旧海軍第三火薬廠(ロシア病院)

黒木結

リサーチ期間|8月26日(金)、29日(月)、30日(火)

リサーチ内容|舞鶴市内にある風景(トマソン、ベランダ、 庭、窓)を観察する。東舞鶴にある愛宕山のまわりを歩きながら稜線を観察する。

8月26日(金) 西舞鶴の魚屋、吉原、マナイ商店街、北田辺周辺 8月29日(月) 東舞鶴商店街周辺|東舞鶴の愛宕山周辺(愛宕浜町→ファミ リーマート舞鶴小倉店)、青郷駅

8月30日(火) 東舞鶴の愛宕山周辺(自衛隊舞鶴病院前→丹後街道→泉源寺 →自衛隊舞鶴病院前)

矢野 洋輔

リサーチ期間|8月30日(火)

リサーチ内容|神崎にある風景(木々、植物、神社)を 観察する。自然の作り出した形と、人の作り出した形の間を探る。

8月30日(火)  丹後神崎駅周辺|神崎海水浴場周辺|穴観音、大明寺、荒神社、曹洞宗宝光山永春寺、旧京都竹村丹後製窯所 煉瓦窯(神崎煉瓦ホフマン式輪窯)、湊十二社

今尾 拓真

リサーチ期間|8月31日(水)

リサーチ内容|京都市内から舞鶴までの移動をレコーデ ィングしながら、人々の生活を支えるインフラストラク チャーの流れを追う。

8月31日(水)  京都市右京区山ノ内瀬戸畑町→亀岡→園部→日吉ダム→ 天若湖→綾部→由良川沿い→福知山治水記念館→和久市 第一ポンプ場→丹後神崎駅→神崎海水浴場周辺→穴観音 →五老スカイタワー→高浜発電所→音海→舞鶴発電所→ 京都市右京区山ノ内瀬戸畑町

______________________________________________________

活動報告展

宰嘉庵(〒624-0927 京都府舞鶴市平野屋69)

会期:2016.9.4(土) -9.5(日) 12:00〜17:00

4人の作家(今尾拓真 黒木結 寺嶋剣吾 矢野洋輔 )と舞鶴を共同リサーチして集めた様々な素材を展示した。

会場撮影:大河原光


 
 
 

コメント


Archive
bottom of page